岡本天明 画集
五十五枚の光跡
- 商品番号:SPD-9804
- 収録時間:45分
- 価格:税込¥4,180(本体価格¥3,800+税)
- 仕様:カラー/STEREO/片面1層
- リージョン:ALL
- Jan 4941125698047
- ISBN978-4-86308-046-1 C0871 Y3800E
- 発売日:2007.01.19
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シントーアートと評された岡本天明の美しい画とユニークな書を収録したビデオ画集。自動書記による天啓を世に伝えたユニークな宗教者であるとともに、世界にも類を見ないクレパス画の数々を残した岡本天明。その美しい作品は、シントーアートとして海外でも評された。最晩年の4年間に集中して生み出されたという多数のクレパス画、水墨、書、俳画等の作品から、55枚を厳選して収録。
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収録内容
河北倫明「岡本天明の絵」について語る
第一部 クレパスPart1
月影 しじま 地神 山波 台風 港夕映え(油絵) 誕生 大樹 早春譜 黎明 白陽 あらし N君 原野 千手観音 海
岡本天明プロフィール
第二部 書
白雲来 二日んの巻 われわれの一切は… 白雲真妙 筆、第一巻第一条 先代旧事本記 うまれあかごの…
第三部 俳画
天上天下 松 鬼六題 和 七福神 冬林 三貴神像 こども天国 観音像 双竜
第四部 クレパスPart2
無量界 ひととき(水彩) 風のかなしみ 白い実 草の歌 ひのやま 春浅し 霧の中の太陽 夫婦沼 怒号 森 色光譜 芽ぶくもの 万物昇天 わかれ道 未生 宇宙 -
岡本天明(明治30年12月4日〜昭和38年4月7日)
自動書記による天啓を世に伝えたユニークな宗教者であるとともに、世界にも類を見ないクレパス画の数々を残した天性の画家でもある。
岡山県倉敷市玉島に生まれ、苦学の青年時代を経て、長く新聞記者として過ごす。大本教に共鳴し、機関紙の編集長として勤めるが、歴史の大きなうねりの中から、宗教の根源を目指した運動を始める。
昭和19年6月10日(旧暦5月5日)、数字と仮名による自動書記現象が起こり、以後、十数年にわたり泉の湧き出る如く書き続けた。これが、思想界、宗教界で問題となる「一二三」或いは「日月神示」である。昭和30年頃に三重県菰野に移り住み、貧苦と修業の毎日の中で一二三を書き続けつつ、最晩年の4年間に集中してクレパス画、水墨、書、俳画等、多数の作品を生み出し、画家としての非凡な才能を発揮する。画家になることは、天明の幼少の頃からの夢であった。
昭和34年7月7日、東京の中央公論画廊にて初めての個展を開き、その後、東京や大阪をはじめ、全国各地で行われ、没後の現在も続けられている。昭和34年11月、12月、二度にわたりニューヨークのコロンビア大学で天明展は開かれ、ニューヨークタイムズ紙は「シントーアート」としてこれを紹介した。
大きな輝きを残し、岡本天明は彼の愛した菰野の地で、65年の生涯を終えた。