荒木経惟 Arakinema
花緊縛
- 商品番号:SPD-9317
- 収録時間:20分
- 価格:税込¥4,180(本体価格¥3,800+税)
- 仕様:カラー/STEREO/片面1層
- リージョン:ALL
- Jan 4941125693172
- ISBN978-4-86308-073-7 C0874 Y3800E
- 発売日:2008.06.20
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アラキネマ「花緊縛」は、2008年2月22日~5月11日、ドイツ・ハノーバーのkestnergesellschaftで開かれた「araki meets hokusai & kumi machida」展で初公開された。この写真展に続く、同年5月2日からのベルリン、Jablonka Galerieでの写真展には、モノクロームの緊縛を展示。2008年、ドイツのアート・シーンはアラーキーの緊縛で幕を開けた。収録時間20分。
アラキネマ「花緊縛」は、6×7の写真すべてを35mmサイズに切り取ったもので構成されている。トリミングでなく、文字通り写真を切ってしまったのだ。アヴァン・ギャルド・アラーキー。ブロー・アップの気分だという。花は花芯を露にし、生々しく匂い、鼓動を響かせる。緊縛は花そのもの。花は緊縛そのもの。写真実と写虚実とが重なり合い、破壊と創造が同時に起こっている。アラーキーはどこまでもラディカルである。ドイツに緊縛をぶつけたアラーキー。2008年のドイツと緊縛が出合いどのようなウムラウトになるのか。
Arakinema アラキネマ
[アラキネマ]は,映画でもなくスライドでもない,全く新しい写真表現である。写真家・荒木経惟自身の演出による写真表現を,見る側が同時体験し共有するものである。エモ−ショナルな動きは,田宮史郎,安齋の手による官能的なオ−バ−ラップによってもたらされ,光を通して見るその映像に音楽が加わる。一枚の写真が光を通して闇の中にイメ−ジを結び,次の瞬間には二枚目の写真とオ−バ−ラップして溶け合い交じり合い,二枚目の写真が確かなイメ−ジを結ぶと最初の写真は闇の中に消え去る。この瞬間,この刹那,この官能。アラキネマは一つの確かなジャンルである。