荒木経惟 Arakinema
クルマド・トーキョー
- 商品番号:SPD-9309
- 収録時間:20分
- 価格:税込¥4,180(本体価格¥3,800+税)
- 仕様:カラー/STEREO/片面1層
- リージョン:ALL
- Jan 4941125693097
- ISBN4-87389-873-0 C0874 Y3800E
- 発売日:2005.10.20
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アラーキーが車の窓から撮っているクルマドのトーキョー。「写真は時間をフレーミングすること。だから写真のコマは、その前と後ろに過去と未来を持っている」。クルマドは、写真論の本質そのものなのだ。
コマとコマのあいだに潜む、過ぎ去った時と未来の時をアラキネマは実に良く見せてくれる。アラーキーは、10年ほど前にクルマドを始めた。それからほぼ毎日、クルマドから街をパーッと撮り続けている。車の窓のフレームが何とも官能的である。
Arakinema アラキネマ
[アラキネマ]は,映画でもなくスライドでもない,全く新しい写真表現である。写真家・荒木経惟自身の演出による写真表現を,見る側が同時体験し共有するものである。エモ−ショナルな動きは,田宮史郎,安齋の手による官能的なオ−バ−ラップによってもたらされ,光を通して見るその映像に音楽が加わる。一枚の写真が光を通して闇の中にイメ−ジを結び,次の瞬間には二枚目の写真とオ−バ−ラップして溶け合い交じり合い,二枚目の写真が確かなイメ−ジを結ぶと最初の写真は闇の中に消え去る。この瞬間,この刹那,この官能。アラキネマは一つの確かなジャンルである。