荒木経惟 Arakinema
花秋
- 商品番号:SPD-9308
- 収録時間:20分
- 価格:税込¥4,180(本体価格¥3,800+税)
- 仕様:カラー/STEREO/片面1層
- リージョン:ALL
- Jan 4941125693080
- ISBN4-87389-832-3 C0874 Y3800E
- 発売日:2005.04.20
-
アラキネマ「花秋」は、全5楽章から構成されている。
第1楽章、夜明けの新宿・歌舞伎町。
第2楽章、新宿の空と花(カラー)。
第3楽章、鮮やかな花(カラー)。
第4楽章、カラーの花+モノクロの花。
第5楽章、朽ちた花(モノクロ)。
そして、プロローグにエピローグ。
廃墟、廃墟に捧げられた花、命満ちる花の情交、枯れていく花の二重奏、朽ちた花のソナタ、そしてモノクロームのヌードへのペインティング‥‥5楽章で構成された「花秋」では、各章ごとのイメージが交じり合い重なり合い淫し合い、印象の幹を太くする。アラキネマの中で、また頂点が生まれた。「花秋」は、移りゆくこと、人生を奏でる交響詩である。
Arakinema アラキネマ
[アラキネマ]は,映画でもなくスライドでもない,全く新しい写真表現である。写真家・荒木経惟自身の演出による写真表現を,見る側が同時体験し共有するものである。エモ−ショナルな動きは,田宮史郎,安齋の手による官能的なオ−バ−ラップによってもたらされ,光を通して見るその映像に音楽が加わる。一枚の写真が光を通して闇の中にイメ−ジを結び,次の瞬間には二枚目の写真とオ−バ−ラップして溶け合い交じり合い,二枚目の写真が確かなイメ−ジを結ぶと最初の写真は闇の中に消え去る。この瞬間,この刹那,この官能。アラキネマは一つの確かなジャンルである。