ロシア1,000年の伝統武術初公開
集団戦を勝ち抜く呼吸と技術 ステンカとは、ロシア語で「壁」を意味する。長い歴史を誇るロシア固有の伝統武術である。１対１の戦いだけでなく、集団対集団の戦いを基にした世界でも類のないシステムである。集団で壁を作って戦うためのあらゆるメソッドは、生活の中から生まれ、実際の白兵戦に最も有効なものである。草を刈る、弓を引く、櫂（かい）で漕（こ）ぐ、薪を割る、土を掘る動きがそのまま技となり、しかも、攻撃と防御が一体となる。

収録内容

・ステンカの歴史
・ステンカとは
・ステンカ技法
ポジション
壱の型、壱の型ナイフ、壱の型スティック、壱の型ステイックの扱い方、壱の型ナイフと盾
弐の型、弐の型集団、弐の型ナイフ、弐の型スティック、弐の型スティックの扱い方、弐の型ナイフと盾
参の型、参の型集団、参の型ナイフ、参の型スティックの扱い方、参の型スティック
ステンカ 壱の型、弐の型、参の型
・スペシャル・エクササイズ
ボートエクササイズ
鷹の戦い
キャップファイト
丸太の戦い
・ディフェンス・テクニック
素手vs素手
素手vsナイフ
ムチvsムチ
スティックvsスティック
複数を相手にした戦い方
・競技としてのステンカ
1.打撃禁止のグラップリング・ルール
2.グローブを着用し、蹴りやパンチのあるルール
3.集団戦 主に押し出しによるポイントを競う