フリーランス成功の先駆者、日本の虎ヒロ・マツダ
アメリカマットにおいて最も大きな成功を収めた日本人レスラーの一人。カール・ゴッチに学んだ関節技とジャーマンスープレックスを駆使し、華麗なテクニシャンとしてアメリカマットで地位を獲得した。高校卒業後日本プロレスに入門したが力道山の体質に合わず、3年後に退団。ペルーから、メキシコ、アメリカと転戦し、1964年11月、タンパでダニー・ホッジを破りNWA世界ジュニアヘビー級王座を獲得。ホッジとの対戦は各地で大人気を呼んだ。リタイア後はタンパに設立した道場でホーガン、スレーター、オンドーフら多数の一流レスラーを育てた。1999年11月27日、肝臓ガンのため62歳で死去。

火を噴く人間ゴマ！牧童コンビの片割れポール・ジョーンズ
ネルソン・ロイヤルとの牧童コンビとして活躍したポール・ジョーンズ。1960年にボクシングでテキサス州ゴールデングローブ王者となりプロレス入り。ノースカロライナでロイヤルとの牧童コンビを結成し、出世街道に乗った。日本にも度々来日。70年代後半にはミッドアトランティック地区でシングル王座を2度獲得し、リッキー・スティムボートやマスクド・スーパースターらとのタッグでも活躍した。80年からはザ・ポール・ジョーンズ・アーミーとしてヒール軍団を結成し軍団抗争を指揮した。1991年にリタイア。2018年4月18日、75歳で死去。