澤井健一直伝
大気拳
- 商品番号:SPD-3801
- 収録時間:31分+18分
- 価格:税込¥6,160(本体価格¥5,600+税)
- 仕様:カラー/STEREO/片面1層
- リージョン:ALL
- Jan 4941125638012
- ISBN4-87389-563-4 C2875 Y5600E
- 発売日:2001.07.13
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臨機応変、攻防自在、本能の力。自然の法則に従い、自然に体得する形あって形無しの無敵の拳法・大気拳。その大気拳を日本に紹介しただけではなく、あまり知られることのなかった「気」という言葉を定着させ、現在に至るまで、他の武道、武術家に計り知れないほどの影響を与え続けている拳聖・澤井健一自身の遺された貴重映像に加え、澤井から天才と評価され、澤井健一の技と精神を受け継ぐ数少ない門下生の一人である飯島弘志が、大気拳のエッセンスを紹介する。 DVD化にあたり、新たに澤井健一の指導風景(約3分)と飯島弘志の演武(約15分)を特典として収録。
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収録内容
澤井健一先生演武(約6分)
立禅
一人練習
樹を使った練習
相手を使った練習
DVD映像特典
澤井健一先生指導風景(約3分)
飯島弘志演武(約15分) -
出演
拳聖・澤井健一(さわい けんいち)
1903年(明治36年)東京生まれ。子供の頃から武へのあこがれが強く、16歳より柔術、柔道を始め、講道館柔道5段、剣道4段、居合道4段を取得。'31年中国・満州へ渡り、'39年、師・王(郷)斎に遭い大成拳を学ぶ。1946年帰国し、師の許可を得て創始した大気拳の稽古に励む傍ら、様々な武術家と手合わせをする。
50歳を過ぎて関東一円を武者修行に歩き、道場を持たず、師の教えを守って自然の中で稽古することを主義とした。毎週日曜日に明治神宮内で行われた稽古は、目や金的への攻撃も許された実戦組手をやらせる過酷なものであったという。80歳を過ぎても自ら弟子に胸を貸すなど、歳をとっても衰えず、若者以上の俊敏さ、力強さで、芸術的でさえある独特の動きを身をもって示し続けた。
1988年(昭和63年)7月16日他界。単に大気拳を日本に紹介しただけではなく、あまり知られることのなかった「気」という言葉を定着させ、現在に至るまで、他の武道、武術家に計り知れないほどの影響を与え続けている。
飯島弘志(いいじま ひろし)
1962年(昭和37年)北海道生まれ。18歳で澤井門下生となり、明治神宮での稽古に参加。入門直後より澤井に目をかけられ、親しく指導を受ける。'82年から'87年にかけて澤井とともに西野流呼吸法の西野晧三氏の指導にあたる。'83年から3年間行われた極真空手との交流試合に参加。'88年練士5段を認可される。
澤井から天才と評価され、澤井健一の技と精神を受け継ぐ数少ない門下生の一人。現在も師の教えを守り、中でも大気拳の基本であり中核をなす立禅の効果について特に注目し、研究、修行に励んでいる。大気至誠拳法5段練士。